#05 予後の改善を目指す、あきらめないがん緩和医療。

東京がんサポーティブケアクリニック

私たちは、特にがんの緩和医療にも力を入れています。

がんは日本人の死因第一位を占め、今後ますます増えてきます。がんの種類によって栄養指導も千差万別ですし、患者さんにもそれぞれ個別の対応が必要になってきます。

2015年に、元がん研究会有明病院、緩和治療科部長・緩和ケアセンター長の向山雄人医師に入職頂き、新宿ヒロクリニックでがん在宅医療とがん緩和ケア内科外来を行っていましたが、2016年8月より向山雄人医師を院長として、新たに医療法人社団三育会東京がんサポーティブケアクリニックを港区新橋に開設ました。

ここでは、がん緩和ケア内科外来と、新宿ヒロクリニックと連携して24時間365日対応のがん在宅医療を行っています。
一般的に、在宅でのがんの緩和ケアは、疼痛コントロールにより、自宅で穏やかに最後まで過ごすことをサポートするという看取りの在宅医療が多い。

しかし、向山雄人医師のがんの在宅緩和ケアは、予後を改善するあきらめない在宅緩和ケアという点で大きく際立っています。

病院から自宅に帰ってきたがん緩和ケアの患者さんを、時にはまた病院に戻すこともあります。そうして、がん患者さんの予後を改善します。
向山雄人医師は、がんの在宅緩和医療でも、諦めなかったら実効性のあることが数多くできる、ということを実証しています。

その人の人生を最後まで穏やかに過ごしてもらうためのがんの緩和医療と、患者さんの病態把握に力を入れて予後の改善を目指すがんの緩和医療が、お互いに補完、融合することで、より実効性の高いがんの緩和医療ができるのではないかと考えています。

この記事の著者/編集者

坂本諒 法人 役職

開発中です

改行テスト

この連載について

在宅医療で培った医療資源を外来診療に活かし地域のかかりつけ医を目指す

連載の詳細

最新記事・ニュース

more

↓2000(画像の表示領域の2倍より大きい) ↓1320(画像の表示領域の2倍) ↓1280(画像の表示領域の2倍より少し小さい) ↓800(画…

大庭彩 1Picks

かかりつけ医とは、マラソンの伴走者のように、ゴールまで患者さんの人生に寄り添う存在 英:本日はよろしくお願いします。 西嶋先生は、かかりつけ医と…

坂本諒 1Picks